2017/03/14

火星回帰について


t火星は2年で12サインを一周します。逆行期間を加味しても、t太陽の約半分の速度となります。

火星期、つまり自分の火星をどのように使い、コントロールするべきか学ぶ時期は36歳~45歳の間です。
自分が一体何物で、何をすべきかと模索する太陽期(26歳~35歳)とは違い、火星期は自分のすべきこと、やりたいことを押し出して、人や社会に働きかける行動を起こす「対外的にどう振る舞うか模索する」時期なのです。



火星回帰の時期はエネルギーがチャージされる時期とされますが、実際はイライラしたり、ストレスが爆発して喧嘩になったり、落ち込むようなことがあったりしがちです。
ものすごく忙しくなったり、崖っぷちに立たされたり、まとめ役をせざるを得ないことも。
そういう煩雑ないろいろを「何とかしなくちゃ」と解決に向けて行動を起こさざるを得ない時期(=エネルギーチャージ)、というのが実際の火星回帰の時期なのかもしれません。


先月、火星回帰を迎えた私と同じ歳の友人は、自分の所属する支店と100キロほど離れた支店との間を毎日高速道路をぶっ飛ばして行ったり来たりしながら、
両方の仕事を同時にこなさなければならない状況となってしまい、ボロボロに疲れ切っていました。

「誰かに任せることはできないの?」と皆が心配するのですが、本当にどうしようもできない状況だそうで、年度末ということもあって仕事のスケジュールという点でも、
「非効率なのは分かってるけど、自分がやらざるを得ない」「どちらも集中してやるしかない」「弱音を吐く余地がないくらい切羽詰まっている」のだそうです。
周りの私達は、友人に差し入れをするぐらいしか役に立たなさそうでした…。まさに火星回帰の時期の典型的なひとつのケースと言えるのではないかと思います。



さて、火星回帰図は、今後2年間、自分の火星が「対外的にどう振る舞うか」という傾向を読み取ることができます(もちろん男性運も見ることができます)。
主に火星のハウスとアスペクトを見ます。

2015年火星回帰図
左図は私の2015年(36歳)火星回帰図です。
5室の火星がノー・アスペクト。「なんだか空回りしそうだなあ…気を付けないと」と思ったことを覚えています。

当時は占星術の勉強にもう一歩踏み込みたいという思いで、自分の友人・知人とそのご家族限定で、無料で鑑定を始めた時期でした。

まず事前に喫茶店や自宅に来てもらって、相談内容をしっかり聞き取りました。
それから一週間(自分が把握している狭い範囲でですが)、あらゆる角度から資料と向き合い、その後一週間かけてレポートを書くのです。

とても小さくて読めないと思いますが、右のA4サイズの紙が私の鑑定書です(名前など重要な情報は一応修正してあります)。これをひとりにつき6枚~7枚書いていました。
親子や恋人ともなると、この枚数が倍になるのです。

完成後、これをご本人にお渡しして読んでもらった後、また直接会ってみっちりフィードバックを頂くのです。
たくさん予約が入ったのはいいのですが、まだ占星術初心者だったのもあり、後から致命的なミスを見つけてギャーとなったり、要領が悪くて自分の時間が無くなってしまったりしつつも、頭の中は常に依頼者のことを考えている始末でした。

この無料鑑定は2016年末に終了しました。時間がかかることもあって、2年弱でたった80人ほどしか見られませんでした。
しかし、今考えるまでもなく、友人達にとってはこんな細かい文章を読んでもらうなんて苦痛以外の何物でもないでしょうし、
鑑定前と鑑定後のみっちりとした打ち合わせも、明らかに「異常にやりすぎ」「押し付けすぎ」「空回りしすぎ」でした。
それでも、嫌な顔ひとつせずに最後まで付き合ってくれて、宝物だと喜んでくれた友人達には申し訳ない気持ちと、心から感謝の気持ちでいっぱいです。



こんな風に火星を「使おう」とすると、私のように多少行きすぎ、やりすぎることも出てきます。その結果、大失敗したり、周囲ともめてしまったり、私のように人に迷惑を掛けてしまったりすることも出てきます。
でもそれは必要なことだと思っています。それは自分の意志の見せ方、出し方を試行錯誤する、火星の練習になるからです。

火星の経験が蓄積され、そこから学ぶことによってより良いコントロールができるようになれば、今後社会の中で周囲からの圧力や押しつけに負けず、自分らしく活動していくことを助けてくれるのです。
だから私も、周りの人が頑張って良い方向に火星を使おうとするとき、友人達がしてくれたように、見守り、協力していきたいと思っています。



火星はまた「否定のエネルギー」でもあります。不正に怒り、圧力を跳ね返し、力強くノーと言えるエネルギーです。
「今のままではダメだ」と、現状打破していくエネルギーです。ただ私を含め、特に日本人はその力を明確に使えていない方が多いと感じています。
まずは「散らかった部屋の現状を打破するために、掃除をしよう」という使い方でも良いと思うのです。
まずはそういう小さなこと、短期的な目標に対して火星を使うことで、もっと大きなものにつながっていくのではないかと思っています。



2017年 火星回帰図
今年の3月始めにまた火星が回帰しました。
山羊座冥王星を頂点とした牡羊座火星-天王星、天秤座木星のTスクエア。射手座土星とのトラインもあります。
冥王星は私のVtにコンジャンクションしつつあります。

これは…… _| ̄|○  といった配置で、やる気だけはあるのでしょうが、押しつけがましいのはこのブログだけにしようと思いました(泣)

しかし目まぐるしいペースで根底から覆されるような変化が訪れるのでしょう。それはあまり歓迎すべきことではないこともあるのかもしれませんが、とにかく行動あるのみだとこの回帰図が教えてくれているような気がします。

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